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キャベツの残留農薬は多い?少ない?正しい洗い方で安心して食べよう!

キャベツの残留農薬は多い?少ない?正しい洗い方で安心して食べよう!
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キャベツの残留農薬は多い?少ない?正しい洗い方で安心して食べよう!

キャベツのような葉物野菜で心配なのは、葉っぱについた残留農薬ですよね。

小さな子供がいるママはとくに気になるはず。

今回は、キャベツの残留農薬はどのくらい残っているのか、また落とすためにはどのような洗い方が正しいのかをご紹介します。

キャベツの残留農薬は少ない。心配しすぎなくて大丈夫!

アメリカの環境保護団体(NPO)「EWG(The Environmental Working Group)」から、残留農薬が多い・少ない農作物のランキングが発表されました。

このレポートによると、キャベツは残留農薬が少ない農作物の第4位という結果になっています。

残留農薬が少ない農作物ランキング

1位 アボカド
2位 とうもろこし
3位 パイナップル
4位 キャベツ
5位 たまねぎ
6位 グリーンピース(冷凍)
7位 パパイヤ
8位 アスパラガス
9位 マンゴー
10位 なす

出典:EWGサイト(https://www.ewg.org/foodnews/clean-fifteen.php

※参考:残留農薬が多い農作物のランキングはこちら
https://www.ewg.org/foodnews/dirty-dozen.php

このレポートはアメリカの調査によるものですが、日本においてもキャベツはとても残留農薬が少ない野菜なんです。

というのも、農薬にもいろいろな種類がありますが、キャベツに使われる農薬は水溶性で、害虫を防ぐ目的で外葉に散布されます。

キャベツは内側から葉が増えていき結球しますので、農薬がかかった外側の葉はずっと外側のまま。

つまり、内側の葉は外の葉にガードされて、そもそも農薬の付着が少なくなります。

さらにキャベツをはじめとする葉物野菜は、収穫前は一定期間農薬を使用しません。

その間に、水溶性の農薬は雨などで流れて、出荷時の残留農薬検査ではほぼ検出されないくらいの微量まで減ってしまいます。

日本の基準は大変厳しく、検査で基準値を超えてしまうとその農家は出荷停止処分となってしまいます。

これらの理由により、残留農薬検査に合格して店頭に並んでいるキャベツは、まず心配いらないといえますね(^^)

微量に残った残留農薬を落とす洗い方は?

キャベツは残留農薬が少ない野菜ですが、それでもごく微量残っているのが気になりますよね。

基本的にはほとんど洗わなくてもいいくらいのレベルなのですが、それでも気になるときの除去方法・洗い方をご紹介します。

1.外側の葉を1枚取る

先にもふれたように、キャベツはその成長過程の関係で、農薬のほとんどが外葉に残っています。

そのため、外葉を1枚はがすだけで残留農薬の検出量は3分の1以下になるといわれています。

※情報出典:愛知県衛生研究所 技術情報より(http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/gijyutu/20042802.pdf

ただし、農家さんが出荷するときや店頭に並ぶ前にも、見栄えのために外葉をとっている場合があります。

気にしすぎてあまり剥くのはもったいないかもしれません(^^;

2.流水でしっかり洗う

キャベツに使用する農薬は水溶性ですので、水でしっかり洗えばほとんど流れて落ちてしまいます。

目安は、流水で30秒くらいすすぎ洗いすれば充分でしょう。

ちなみにキャベツの千切りを水にさらすのは、パリッとさせるためで、農薬を落とすのが目的ではありません。

3.野菜専用の農薬洗浄水をつかう

「外葉をとる」「流水でしっかり洗う」の2つだけで、ほとんどの農薬が落ちますので充分といえます。

それでもやっぱり心配!という方は、口に入れても安心なアルカリイオン水で作られ、野菜の栄養を守りつつ農薬を落としてくれる洗浄剤がおすすめ。

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まとめ

今回はキャベツの残留農薬の量と、落とすための処理や洗い方についてご紹介しました。

そもそも残留農薬が少なく心配なく食べれるキャベツを、もっとたくさん食べていきましょうね♪

ABOUT ME
ぴょんこ
三度のメシよりキャベツが大好きなアラフィフおばさん。 栄養士・豆腐マイスターの資格を持つ。 ちなみに愛犬2匹が大好物なオヤツもキャベツ。